勉強時の状態
大学在籍時にPerl、Java、Apacheなどプログライミング言語を活用したことがあるため、ある程度プログラミングに対する知識があり、過去CBAS試験に合格していたので、ある程度Pythonに関する知識もありました。
しかし、CBAS合格時から時間が経過(CBAS合格から約1年4ヶ月)していたため、ほとんどPythonの知識は残っていませんでした。
(参考)CBAS試験とは?
実践的なデータ分析スキルを可視化し、評価するための検定試験です。
R、Pythonなどのプログラミング言語をはじめ、Excel等を活用した実践的なデータ分析スキルに重きを置いた試験と個人的には認識しています。
合格までに勉強したこと
(1)時系列
2022年11月 Python 3 エンジニア認定基礎試験の勉強開始 2022年11月~2023年2月 勉強時間 約51時間 2023年 2月 Python 3 エンジニア認定基礎試験受験(875点 合格)
(2)書籍・サイト単位
<合計> 51時間 Pythonチュートリアル 第4版 44時間 模擬問題サイト(PRIME STUDY) 2時間 模擬問題サイト(DPro EXAM) 1時間 模擬問題サイト(Exam App) 4時間
合格した勉強法
0.出題範囲のチェック
勉強を行う前にまずは出題範囲を調べました。Pythonチュートリアル全ページから出題されるわけではないので、範囲を確認してから勉強に取り組みました。
問題は全部で40問ですが、うち9問(約2割)は「4章 制御構造ツール」から出題されています。勉強時間が限られている場合は、4章に力をかけるなど勉強プランも考えやすくなります。
私は以下の表から出題数の多い章に少し力をかけて読み込むようにしました。
(出典)Pythonエンジニア育成推進協会 Python 3 エンジニア認定基礎試験
私が具体的におこなった勉強法は以下の通りです。
1.Pythonチュートリアル
まず初めにPythonチュートリアルを一通り読みました。分からないところは調べて行間を埋めるために手書きでテキストに書き込みます。約7時間で1周できました。
2.模擬問題サイト
Pythonチュートリアルを1周したら、理解力を深めるために模擬問題サイトの問題を解きました。
Python 3 エンジニア認定基礎試験に対応した模擬問題サイトはたくさんありますので、とても学習しやすい環境にあると思います。私は主に以下3つのサイトの模擬問題で勉強させていただきました。
Pythonチュートリアルを一読しただけでは細かい知識が理解できていないので、問題を解くことで学習した内容を整理していきます。解けない問題があれば「どうしてそうなるのか?」を調べて理解することで、理解度を深めていきます。
勉強時に解いた順番は以下の通りです。
PRIME STUDY → DPro EXAM → ExamApp
本番の試験を受けたことがなかったので、いろんな問題パターンに慣れたいと思い、3種類の模擬問題を解きました。
各サイトの特徴は以下の通りです。
PRIME STUDY 無料で3種類の模擬問題を解くことが可能です。会員登録は不要です。問題を解く際にメールアドレスを入力する必要があり、問題を全て解いた後にメールアドレス宛てに結果と解答例が送られてきます。 (参考)受験前の正答率:72.5%
DPro EXAM 無料で模擬問題を解くことが可能です。会員登録が必要です。問題を全て解いた後に結果と解答例がブラウザ上で表示されます。 (参考)受験前の正答率:75%
ExamApp 無料で3種類(初級・中級・上級)の模擬問題を解くことが可能です。会員登録が必要です。問題を1問解くたびに結果と解答例がブラウザ上で表示されます。 個人的にこちらのサイトの模擬問題が一番難しいと感じました。 (参考)受験前の正答率 初級:75%、中級:60%、上級:63%
問題を解く際に重視したポイントは「どうして他の解答では正解にならないのかを全問題で考えること」です。
そうすることで、少し言い回しの違った問題が出題されても答えることができる応用力を身に着けることができます。
そのため、模擬問題を解いて分からなかった問題は再度Pythonチュートリアルを読み、どうしてこの解答はダメなのかを毎回確認し、理解が足りない場合はテキストに手書きで補足情報を追加する、という勉強をおこなっていました。
最後に
比較的プログラミング言語の中の試験としては簡単な資格ではないかと思います。(私はプログラミング言語に関する基礎知識があったからかもしれませんので、ご注意ください)
私は約4か月取得までに時間を要しておりますが、1日平均30分となかなか勉強する時間が確保できなかったため、取得までに時間がかかりました。
そのため、集中して勉強する時間が確保できる方であれば、1ヶ月、2か月くらいで取得できるのではないかと思います。
なお、今では以下のような問題集も販売されているようですので、問題パターンもさらに増えていると思います。
お読みいただけました方へ少しでもお役に立てればとても嬉しい限りです。
合格を祈念しております!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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